将来の夢

「将来の夢はなんですか?」

聞かれても、
きちんと答えることができなかった。
子供の頃からずっと。

「だって死ぬじゃん、意味ないよ」

そう答えたら、怒られる。
きっとどこかでわかってた。

だから

大人の顔色伺って、
その都度、
そのとき都合のいい言葉で、
ごまかしてきた。

正直に答えるとしたら、

「働きたくない」

だったけど。

それならある意味叶ってるじゃん!
ドリカムじゃん!

世の中、捨てたもんじゃないですね。

僕スゴい、そんなおはなしでした。

いつか僕を、思い出して

昨日の夜、友人は
「自分の葬式の時にはこの曲をかけてくれ」
といって、ある曲を聴かせてくれた。

僕も、自分の葬式について、考えてみる。

葬送曲は、なにがいいかな。

加地等の「これで終わりにしたい」はかけたいな。

ピチカート・ファイブの「美しい星」もいい。

感傷的で、そしてやさしい曲がいいな。

終わりの時は、誰にでも平等に、
かならずやってくるものだから。

見晴らしのいい地獄

東京は「見晴らしのいい地獄」だって、
誰かが言っていた。

本当だろうか。

こんなヌルイ地獄、有るのかな。

こんな地獄なら、堕ちるのも悪くない。

今日から日記がわりに、
このブログを書くことにした。

どうせなら切りのいい4月1日から始めようかな、
なんて思ってもみたけれど、
これでいい。

僕はこれでいい。

そう思えるように。